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Noël 代表吉田のコラム ~vol.4~
2021/05/06
理容師からスタートし美容師に転向するきっかけといいますか、時期がありました。
その間に実はワーキングホリデーに行きました。
今思えば完全なミーハーな気持ちでしたが学生時代からなぜか英語の勉強だけはしたかったんです。入社してまだ3年ほどの若造でしたが社長に相談すると快く送り出してくれました。
一つの条件として必ず帰ってくること、当時住んでた寮もそのままで引っ越さなくていいということでした。
帰ってくる場所が用意された留学も珍しいですがその気持ちがとても嬉しかったです。
今思えば初めての海外旅行がいきなり一人旅、しかも8ヶ月間でした。
行き先はニュージーランドでした。理由は当時スノボにハマっていたから。
よく行ったな。と今思いますがそれも若さゆえの行動でした。
向こうでの生活の話をするとキリがないのでまた機会があればと思いますが自分の中の価値観というか刺激の多い時期でした。
楽しいことばかりではなかったですがあの時期に出会った友人は財産です。
一つ後悔することはあまり英語が上達しなかったことでしょうか?
日本人3人と住んでたから 笑)
一番上達したのは和食が作れることになったことでしょうか?
海外での生活で一番感じたことは日本という国の素晴らしさ、良さを改めて最大限に感じました。外国に行って日本が大好きになって帰ってきました 笑
こうして8ヶ月海外で好きに過ごさせてもらって帰国後約束通り職場へ戻りました。でもそのまま前と変わらない環境も嫌だったのでわがまま言って美容室の方で働きたい。と伝えその希望を通してもらいました。
美容師免許も通信教育で取得してました。
その当時24歳くらいと記憶してます。配属された店は今までとは真逆の、男性が自分1人の全員女性のサロンでした。
今までの男性ばかりの体育会系から女性ばかりの優しい世界で楽しく働けた記憶があります。
ただ美容の技術にはかなり苦戦しました。当時理容師としてはそれなりにやってた自分でしたが長い髪の毛のシャンプーするだけでも四苦八苦で接客の丁寧さや女性との会話にかなり苦戦した記憶があります。
また0からいろんなことを学べることに喜びも感じ、レッスンだけは以前のように人一倍頑張りました。ヘルプに入ってワインディング全部撒き直されたり、ブローした後にもう一度お流しされてやり直されたり今思えば優秀なスタッフではなかったですが、当時の先輩にもたくさん指導いただきなんとか美容師としても技術者としてデビューできることができました。
その頃からでしょうか?
会社が店舗拡大路線となり急に人が増え、新しい店舗の出店が決まりました。
そこで私にチーフ(副店長)の立場で新店舗への移動が決まりました。
勝手に外国行ったり美容師に転向すると言ったりわがままばかり言ってた自分にそんな大チャンスを与えていただき嬉しかったことを今も思い出します。
なぜかこんな自分に当時の上司は期待してくれてたんです。
そこから本格的な美容師としての仕事と初めて人の上に立つ役職者としての自分の人生が始まりました。
又次回その辺りをお話しできればと思います。
株式会社NOEL WORKS
代表取締役 吉田紀之